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2023-04-23 [脳動脈瘤]


先月、半年毎のMRI検査を受けました。
結果は異常なしで、これからは1年に1度のMRI検査で良いでしょうと言われました。
不安が全然無いかと言うとそうではありませんが、とりあえず良かったです。

脳梗塞発症時に撮ったMRIから脳動脈瘤が見つかり、開頭手術でクリッピングしていただきましたが、また脳梗塞になるかも…新しく動脈瘤ができるかも…との不安はいつも感じていました。
私の場合は脳梗塞発症前に酷い頭痛があったのですが、気づかないうちに軽い脳梗塞になってスグに治ってしまう場合もあるそうで、MRIに小さな脳梗塞の跡が写っていたりします。
脳動脈瘤は特に症状もなく、あっても気づかない人が多くて、ある時何かのきっかけでそれが破裂してしまったら、くも膜下出血になり三分の一が社会復帰して三分の一が重篤な後遺症が残り三分の一が亡くなってしまうと言われています。
そして脳動脈瘤が発見されても、小さい場合は経過観察する場合がほとんどです。
小さければ破裂する確率は低く、できる事がないので経過観察しかないとの事でした。
経過観察中に脳動脈瘤が大きくなったり変形した場合には治療するかどうか考えなければなりません。
統計的にみると破裂する確率は低いので、そのまま経過観察する方も居るそうです。
治療法としては開頭して動脈瘤にクリップをかけるクリッピングか血管内にカテーテルを通し動脈瘤の中にコイルを入れるコイリングの二択だと思います。
それぞれにメリットとデメリットがあり、私の場合は腎臓病なので造影剤が使えないのと根治的な方を望んでいたのでクリッピングになりました。
手術後からずっと定期的にMRI検査をしてきましたが、毎回異常なしでしたので、早めに手術していただいて良かったと思っています。

私の脳内には医療用チタン製のクリップが2個あります。
MRI検査では金属がダメなので、体内に金属がある場合はMRIは撮れない事になっていますが、チタン製クリップはMRI検査は大丈夫と言われました。
ただし金属部分はMRI信号が遮断されるのでMRI画像に写りません。
血管がクリップ部分だけ消えて見えます。
ですので、検査結果は術後に撮ったCTの画像と並べて説明を受けています。
(CT画像にはクリップがしっかり写っています)
MRIの機械にもランクがあって、より良い性能の機械で撮れば画像も鮮明に見えるのですが、最近は撮り方も色々と工夫されているようで、まだ参考程度ですが今回はクリップ部分が写っている画像も見せていただきました。
今後はもっと進化していくのかも知れません。
撮る時には何の説明もなかったけれど、そういえばいつもより少し時間が長かったような気もします。(気のせいかもですが…)


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