定期頭部MRI検査

先日、年に一度になった頭部MRI検査(経過観察)に行って来ました。

私の場合は脳梗塞と脳動脈瘤をやってるので、頭部MRIと同時に頭部MRAも撮ります。
頭部MRAはMRIを使って脳の血管を立体映像として描き出せるので脳動脈瘤の発見や経過観察に役立つ検査です。
造影剤を使わなくてもよいので私のような腎臓が悪い人にはとても助かる検査です。

脳動脈瘤開頭手術にて私の脳内にはチタン製のクリップが2つがあり、チタンだとMRI検査でもメタルアーチファクトが少ない画像が撮れるようですが、金属が原因で発生するノイズのようなものの影響でその部分の鮮明なデータを取得できないためクリップをかけた部分の血管が写らなくて途切れて見えてしまいます。
最近はPETRA MRAという検査方法で今まで見れなかったクリッピング後の血管も見る事が可能になり本当に助かります。

検査結果は新しい脳梗塞もなくクリッピング後脳動脈瘤も大丈夫で新たな脳動脈瘤も見つからなかったので安心しました。
次の検査は一年後で予約を取ってきましたが、一年も先の予定だと忘れそう…。






昨年母の認知症の検査で母にも脳動脈瘤が2つ発見されました。
兄弟達と話し合ってとりあえず経過観察する事になりましたが今後が心配です。

父も私が高校生の頃から脳出血で何度も倒れて入院したりしていて、亡くなる前の十数年間は意識もなく植物状態で病院を転々としていました。
最後まで意識が戻る事はありませんでした。
先日父の十三回忌を終えましたが、気切胃瘻
までして長年入院させたのは本人にとってはどうだったのだろうか？と今でも思います。
人工呼吸器については事前に家族会議でのせないと決めていて良かった気がします。

自分の事さえ悩むのに家族の事なら尚更難しいですね…。